だんないの三つの理念
- 重度障害者の自立が実現できる地域社会をつくる
- 医学モデルから脱却し、社会モデルへの変革に取り組む地域社会をつくる
- 当事者同士地域とのネットワークが築きやすい地域社会をつくる
法人概要
名称 | NPO法人CILだんない |
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設立 | 2010年12月3日 |
所在地 | 〒529-0423 滋賀県長浜市木之本町千田681-4 |
TEL | 0749-50-3639 |
FAX | 0749-50-3961 |
info@cil-dannai.jp | |
目的 | この法人は、障害者や地域で暮らす人々に対して、どんなに障害が重い人々でも地域で自立生活が営めるよう環境を整えることに関する事業、並びに社会モデルの考え方に基づいた障害観へと変革していくことに関する事業を行い、誰もが自分らしく生きられる社会の実現に寄与することを目的とする。 |
事業内容
① 障害福祉サービス及び介助者派遣事業
楽しんでください、あなたの地域生活
地域に住む障害当事者が自分らしい暮らしをするためのサポートをします。居宅介護事業所「さざなみ」を運営しています。
② ヘルパー育成事業
どこまでも訊けるヘルパーに!
①を提供するために、「待つ、きく、押し付けない、利用者の様子に合わせる」介助者を育成します。
③ 障害者の権利擁護事業
みんなの権利、取り戻そう!
障害当事者が困ったり悩んだりしたときに、解決に向けて一緒に考えたり、行動します。
④ 障害者の地域における自立生活保障事業
一緒にいろんな体験をしてみよう。
家族と住んでいたり、施設やグループホームで住んでいたりする障害当事者が、アパートなどで一人暮らしを目指すときに、いろいろなサポートをします。障害のある仲間同士が悩みを聴き合う「ピア・カウンセリング」事業、アパートでの暮らしを体験していただくための「自立生活体験室」の運営などを行っています。
⑤ 余暇活動保障事業
みんなが楽しめる時間をつくろう。
休日などに楽しめる機会を作り、誰もが楽しめる時間を提供します。
⑥ 障害観変革事業
あなたの障害の見方、変えてみせます。
障害の社会モデルを広めるため、啓発活動や講演をします。
⑦ 福祉に関する情報提供・相談事業
自分の言葉で広がる可能性
いろいろな会議で当事者視点の発言をしたり、相談に来られた方の悩みなどを聞いたりします。
⑧ 障害者団体のハブ的機能としての支援事業
つなげていきたい、みんなの力
いろんな障害当事者団体と交流を行い、団体同士をつないで、それぞれが元気になるサポートをします。
⑨ 事務機能請負事業
どんな活動も支えます。
小さな団体など、内部で事務を行うことが難しい団体に対して、事務機能を請け負うなどのサポートをします。
⑩ 広報・出版に関する事業
広めていきたい、私たちの思い・活動
だんないの思いなど、みなさんに伝えたいことを、広報誌やSNSを活用して広く発信します。
沿革
2009年8月1日 | 滋賀県長浜市木之本町に自立生活センター(Center for Inclusive Living:CIL)を設立しようという趣旨に賛同した有志4人が設立準備会を発足。 |
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2010年8月 | 10名の方々に賛同をいただき、NPO法人設立総会を開催。 |
2010年12月 | 「NPO法人CILだんない」として認証される。 |
2011年4月 | 事務所のバリアフリー工事が完了し、居宅介護・重度訪問介護事業所を開所 |
2011年8月 | DPI(障害者インターナショナル)日本会議 加盟 |
2012年10月 | JIL(全国自立センター協議会)加盟 |
2013年4月 | 湖北自立生活塾を開催(自立支援協議会主催) |
2014年11月 | 第1回だんない祭り開催(以降、毎年開催) |
2015年8月 | 第1回だんないちょこっと祭り(こどもまつり)開催(以降、毎年開催) |
2018年4月 | 地域の高校に通う障害学生の支援開始(2022年3月まで) |
2018年6月 | 新事務所開設 |
2019年1月 | 海外研修生受け入れ開始 |
2019年4月 | 重症心身障害者通所施設へのピア活動開始 |
2019年7月 | 湖北地域生活塾を開催(自立支援協議会主催) |
2020年12月 | 事務局体制を強化 |
2021年10月 | 法人体制強化(部局制の導入) |
2022年4月 | 新型コロナの影響で取りやめていた事業を徐々に再開 |
法人組織図
CIL だんない法人組織図
内容
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コアメンバー会議
各局で検討された理事会に諮るべき事項の報告、検討 -
活動局(CIL局)会議
広報部、イベント部、社会部で検討された事項の共有・調整、課題整理、意見交換- 広報部
- ホームページ、広報誌、広告等に関する課題や協議事項の検討
- イベント部
- だんないが企画する、あらゆるイベントに関する課題や協議事項の検討
- 社会部
- 障害観変革(講演)、地域資源の開拓・調整(啓発活動など)、政策研究(会議の同行や出張介助)に関する課題や協議事項の検討
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介助サービス局会議
環境整備部、管理部、計画部で検討された事項の共有、課題整理、意見交換- 環境整備部
- 環境に関する課題や協議事項の検討・法人内の物品管理、維持管理、衛生管理
- 管理部
- 居宅介護事業の請求事務、書類作成・管理等、事務全般に関する課題や協議事項の検討
- コーディネート部
- シフト作成、個別支援計画、伝達シート等に関する課題や協議事項の検討
・生活サポート班
日常の介助に重きを置きながらも、活動サポートにも関わる。
・共生運動推進班
生活介助を基本としながらも、活動サポートでの積極的な関わりを意識する。
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事務局
人事、運営、会計、外交等、法人事務全般に関する課題や協議事項の検討
法人役員
代表 | 美濃部 裕道 |
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副代表 | 中川 佑希 |
事務局長 | 谷口 健人 |
理事 | 前田 貴行 横山 卓馬 |
監事 | 藤 崇之 |